安全に実験を行うための準備
実験を安全に(かつ効率的に)行うためには,あらかじめ実験操作とその手順を理解しておくことが重要です.実験中も,つねに次に何をするのかを考えながら進めていきます.
したがって,予習をしておくこと,実験開始時のガイダンスをよく理解することが必要です.
共同実験者とは,実験開始前に操作内容を確認し合い,分担が必要な部分を打ち合わせておきましょう.
手回り品など
実験台の間の通路には物を置いてはいけません.鞄やコートは実験台の下に置きます.
実験室,実験器具・装置は湿気を嫌います.実験室には濡れた傘は持ち込み禁止です.実験室入り口に傘立てを設置してあります.
実験室内での飲食は禁止されています.ロビーでは飲食できます.
服装など
動きやすく,器具や装置に衣類を引っ掛けないような服装をしましょう.サンダル,ミュールは皮膚の保護の面で問題があります.ヒールの高い靴も転倒の危険性から実験室では好ましくありません.
薬品を使用する実験(課題2,5,6,10,11)では白衣を着用してください.
実験内容によっては長い髪はまとめた方がよいでしょう.まとめられるような用意をしておきましょう.
極端に長い爪は器具の操作を妨げてしまいます.
コンタクトレンズ使用者は外せるような準備をしてきてください.