レポートの形式
A4用紙を用い,横書きで作成します.
レポートの一枚目にはテキスト巻末に綴じ込まれた各回の表紙を必ず付けてください.ステープラ(ホッチキス)で上端をしっかりと綴じてください.
自然科学実験のレポートは「目的」「原理」「実験方法」「結果」「考察」「結論」の各章によって構成されます(ただし,実験課題によって,章の名称が異なったり, ある章を省略したりすることはあります).それぞれの章にどのような内容を書けばよいのかについては, 「学習のアドバイス」の各エントリを参考にしてください.
レポートは手書きで作成してください.パソコンを用いたものは受け付けられません(過去に,大半をコピー&ペーストだけで作成したようなレポートや,ファイルを丸ごと流用したようなレポートが提出されることがあったための措置です. 解禁できることを私たちも望んでいるのですが…).ただし,手にけがをした場合や,留学生で日本語(特に漢字)を書くことが大きな負担となる場合については特例としてパソコンの使用を認めることがあります.実施本部に相談してください.
また,グラフもグラフ用紙と定規を用いて手描きで作成してください(課題で特に認められた場合を除く).これは,正しいグラフの描き方を身につけてもらうためです.
ただし,データ処理にExcelなどの表計算ソフトを使うことは問題ありません.むしろ積極的に利用してください(ただし,課題によって,「ここの計算は手でやってほしい」などと指導することもあります).
レポート表紙
表紙のないレポートはシステムでの処理ができませんので受け付けられません.テキスト巻末の表紙ページをレポートの一枚目としてください.
実験回の表紙を用いること
テキスト巻末に綴じ込んである表紙には,あらかじめ第1回から第12回までの回数のバーコードが印刷されています.成績システムではこのバーコードを読んで処理を行いますので,間違った回の表紙を付けると成績などが正しくシステムに登録されないことがあります.
確認サイン
実験終了時に教員かTAに実験ノートやデータ,スケッチなどを見せて,確認サインをもらってください.
このサインは,確かに実験を行ない,必要なデータを得たことの証明ですので,確認サインのないレポートは受理できません.万一,確認サインをもらうのを忘れた場合には,実施本部に申し出て指示を受けてください.
学籍番号バーコードシールの貼付
レポート表紙下部のバーコード欄には必ず学籍番号バーコードを貼付してください.これによってレポートの受取入力,点数入力を行いますので,バーコードを貼付していないレポートは正しく処理されないことになります.バーコードシールについては 「出席・欠席・ルート番号」の記述も参考にしてください.
レポート提出期限
レポートの提出期限は次回の実験日(通常は一週間後)の13:00です.これに間に合わなかったレポートは「遅れ」として扱われ,1週(1回)遅れるごとに少しずつ減点されます.また,第12回実験の2週間後が最終締め切り日となり,これ以降は受付けられません.
レポート受取表
レポートの提出日の実験終了時までには,その日までに提出されたレポートを受け取り登録した状況表が掲示されます.各自,自分の提出したレポートが確かに受け取られているかどうか確認してください.提出したはずなのに受理されていないという場合などは実施本部に申し出て確認してください.
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数字:レポートの遅れ回数(0は遅れなし) ×:未提出
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学籍番号 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
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B1XB1234 | 0 | × | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | |||||
B1XB1235 | 0 | 0 | 2 | 3 | 2 | 1 | × | |||||
・・・ | ||||||||||||
・・・ |
成績評価
成績は,出席とレポートにより評価します.
出席点とレポート点の合計により,以下のように成績評価を行います.
総点の90%以上
評価:AA
80%以上90%未満
評価:A
70%以上80%未満
評価:B
60%以上70%未満
評価:C
60%未満
評価:D(不合格)
出席点
実験は自ら手を動かして行うことに意味がありますので,出席が重視されます.ただし,出席して実験を行っただけでは出席点はつきません.レポートを提出して初めて出席点が与えられます.「実験を行い,報告する」までがセットとなっていると考えてください.やむを得ない事情で欠席した(する)場合には 他日実験の制度を利用できます.
遅刻
実験開始時には,まずその実験に関するガイダンスが行われます.ここでは,実験の原理,手順,および安全上の注意点などが説明されます.したがって,実験開始時刻の13:00には出席していることが強く求められます.
遅刻した場合には,出席点が減点されます.
また,大幅に遅刻して実験ガイダンスを全く受けられなかった場合には実験を許されないことがあります(欠席となります).
早退
早退は出席システム端末で入力することはできません.何らかの都合で早退しなければならない場合には課題担当教員に申し出てください.
レポートの達成度チェックシート
レポートの各章を「レポート達成度チェックシート」によって評価して,このシートを返却します.自分のレポートがどの程度の水準に達しているかを把握して,次のレポート作成に役立ててください.